生活保護者アズ

生活保護受給者アズの考え方や学びを書いていきます。

生活保護者の悩み相談

ここでは生活保護者の僕が悩んでる人の話を聞いて悩みを和らげるアドバイスをしたり、僕が感じたことを書いていきます。

 

この記事を読んで同じ悩みの人が解決出来ればいいなと思っています。

 

ここで一つ先に言っておきたいのが僕が悩み相談を聞いたり答えたりする時に前提として考えていることがあります。

それは"人は変えれない、変えることが出来るのは自分自身だけ"というのを前提にしてお話します。

 

正確には人は変われるんですが、人を変えることはおこがましいことだし、変わりたい!とその人の気持ちがないと変わることは出来ません。

 

僕の悩み相談では変えることは出来なくても解決が出来たり新しい手段を知ったりと変わるための"きっかけ"になればいいなと思ってます。

 

人は変えれないけど変われる為の種をまくのが僕の出来ることです。

 

それをわかった上で読んで頂くと嬉しいです。

 

僕の悩み相談のネタは他のアプリで相談を聞いた時のネタになります。

ブログでも相談事をお答えしたいなと思ってますので遠慮なくご相談下さいね。

 

女性の相談者「彼氏がお洒落なお店でデートしてくれません。最初はデートしてくれたんですが最近はチェーン店で済ませることが多くて楽しくないです」

 

詳しく聞くと彼氏さんとの付き合いは長い。

最初は行ってくれたが最近は行ってくれない。

お洒落なカフェやご飯屋さん以外のチェーン店では楽しくない。

たまにならチェーン店もいいけど、ずっとは嫌。

彼氏さんにはこのことを話せていない。

友達にもこのことを話せていない。

こういう話を人に相談したりすることがない。

今回のような彼氏や友達に自分の気持ちを伝えることはない。

友達や彼氏の愚痴や相談を聞くことはある。

僕との話し合いが終わった後に「モヤモヤがなくなってスッキリしました」と仰って下さった。

 

いかがでしょうか?

この内容を見て"何に原因"があり、"何を変えれば"この女性は救われるのか。

 

僕が出した答えは"この女性の考え方"に原因があり、"この女性の考え方が変われば"救われると思いました。

 

まず先に言っておきたいのですが、僕はこの女性が原因だと言っていますがこの女性が悪いと言っている訳ではありません。

 

たまに「〇〇が原因だ=〇〇が悪い」と判断される方がいますがそこは違うので先に言っておきます。

 

僕の出した答えを順を追って説明します。

 

まず最初に"お洒落なお店でデートをしたい"女性の心理を考えたことはありますか?

 

お洒落なお店でデートしたいのは誰もが思うことだし大したことがないように感じるかもしれませんが、この女性のようなタイプの方は少し危険です。

 

お洒落なお店でデートするのは素敵なことなのですが"お洒落なお店でデートしない"と幸福を感じられないこの女性の思想が危険なのです。

 

人は幸福を感じる為に"お洒落なお店でデートをする"を利用するのであって幸福を感じたい為に"お洒落なお店でデートをする"をするのでは全然意味が違います。

 

この女性の場合は後者です。

さらにこの女性はストレスの発散方法も不器用です。

 

ストレスの発散が不器用で幸福の感じ方も不器用とも言えます。

 

なぜそう感じたのかというとこの女性がお洒落なお店でデートをする理由(深層心理)は"日常生活がしんどくて辛い、だから非現実的な環境でストレスを発散したい、周りから充実していると思われたい"という考えだからです。

 

人は幸福を感じる時にさまざまな感じ方があります。

大きく分けると二つあり、"他者評価"で幸福を感じるか"自己評価"で幸福を感じるかです。

 

この女性の幸福の感じ方、主軸となってるのが"他者評価"だったので僕は危険だと思いました。

 

人はさまざまな幸福の感じ方があって"自己評価"タイプの幸福の感じ方の人だと、彼氏と過ごせるだけで幸せ、家でもふたりでいるだけで安心する、私を受け入れてくれてる、というのが幸福になります。

 

ですがこの女性は"他者評価"タイプなので幸福の感じ方が、お洒落なお店でデートをしてそれをSNSに投稿し周りに充実しているアピールをしたい、普段の生活に潤いがない。だから非現実的なお店でデートをして嫌なことを忘れたいor考えたくないorこれが自分だと思いたい。

という考えになります。

 

こう書くと「いやいや、たまにお洒落なお店でデートするくらい誰にでもあるし、普通なんじゃないの?」「女の子は周りの目もあるし楽しんでることをアピールするのはよくあることじゃないの?」と思われるかもしれません。

 

もちろんSNSで楽しんでることをアピールすることは悪くないですしそれで幸福を感じられるなら娯楽としても良いかもしれません。

 

ですが問題はそこではなく、この女性の場合お洒落なお店でデートすることを"非現実的なことをしてる自分"に価値を感じてデートをし、ストレス発散の方法に使っているのが問題なのです。

 

これはどういうことかというと現実逃避をしていることになります。

 

今の生活に潤いがない、仕事が辛い、楽しいことがない、だからお洒落なお店でデートして非現実を味わいたい、感じたい、普段の自分は違うんだと思いたい。

となります。

 

これがエスカレートすると、ハイブランドを買って身につけないと幸せを感じない、高級車に乗らないと幸せを感じない、素敵な住宅に素敵な家庭の築いてみんなが羨む自分にならないと幸せを感じない。となっていきます。

 

インフルエンサーになりたくてハイブランドを買い漁り借金まみれになる方は少なくありません。

この女性もこの思想と近いと言えます。

 

つまりストレスを発散する時に"他者からの評価"を利用して自分の価値を感じているこの女性の考え方が危ないのです。

 

この女性はとても優しく繊細な方です。

なので友達や彼氏、家族に自分の悩みを相談することは出来なく心が落ち着ける場所がないかもしれません。

 

人は人に悩み相談や愚痴をよくこぼします。

友達であったり、彼氏であったり、職場の人であったり、家族であったりさまざまな場所で自分の話を聞いてもらってストレスを発散する人が一般的です。

 

ですがこの女性は友達や彼氏に自分の話を出来ていません。

彼氏にお洒落なお店でデートをたまにはしたいな。と伝えたことがありますか?と聞くと「ありません」と返ってきました。これは自分の気持ちを相手に伝えられていないことになりますし、その気持ちを伝えていないせいでストレスが溜まり他のアプリで人に話を聞いてもらって初めてスッキリしているのです。

 

これはとても危うい状態です。

 

人にはさまざまなストレス発散方法があります。

人に愚痴を話して聞いてもらう、ボランティア活動などをして社会貢献する、趣味に没頭して楽しむなどです。

 

ですがこの女性の場合は彼氏と過ごしてもストレスは発散されず"お洒落なお店でデート"や"充実してる自分をSNSでアピール"でしかストレスが発散出来ていないのです。

 

この女性は自己肯定感が低い方です。

なぜそう思ったかと言うと僕が悩み相談を聞き終わった後に「モヤモヤがとれてスッキリしました」と仰っり、他の友達や彼氏にこういう相談をしたことがないと仰ったからです。

 

僕がこの女性の話を聞いたのはほんの20分程度です。

この20分程度の時間自分の話を聞いてもらうだけでこの女性はスッキリして感謝のお礼を言って下さったのです。

 

この女性は自分の"感情"気持ちを伝えることに抵抗を感じていることになります。

こんな自分の気持ちや感情を人に言うのは申し訳ないな、嫌な雰囲気を作りたくないなとなる訳です。

この女性は友達や彼氏の相談や愚痴を聞くことはあるみたいです。

なのに自分の気持ち話すことは出来ない。

これは自己肯定感が低いからこそ起こる状態だと言えます。

自分に自信があり自分が好きな人ほど人に自分のことを話し、聞いてもらいたいとなるのに対してこの女性はその逆になるからです。

 

友達や彼氏の愚痴や悩みは聞くのに自分は言えずに他のアプリで知らない人に初めて自分の意見を聞いてもらう。

本来友達や彼氏には心を開いて自分を少しずつ出して信頼や安心していくのに対してこの女性は長く付き合ってきた彼氏や一緒に過ごす友達に自分の気持ちすら伝えられていないのです。

 

これは凄く悲しいことだし、この女性のことを思うと心配になります。

 

人は自分の話を聞いてほしいと思うことがほとんどだし、話を聞いてもらうだけで気持ちが軽くなり悩みが消えます。

キャバクラでは女性が男性の話を聞くのが物凄く上手で、上手な人ほど人気になり相手が気持ち良くなって帰ります。

ホストでも同じことが言えますし、カウンセラーは相手の話を"聞く"ことがほとんど仕事で聞くだけで勝手に解決するということもあります。

 

さらに女性と男性は脳の作りが違います。

女性の脳の作りは"共感"に対して男性は"競争"です。

 

例えば

女性同士の会話)「この前〇〇のカフェに行ってん!めっちゃ雰囲気良かったわ!」「めっちゃいいやん!いいな〜私もいきたいなぁ〜」

 

男性同士の会話)「この前〇〇のカフェに行ったわ」「そうなんや、俺は他の〇〇ってカフェに行ったわor俺もこの前そこ行ったわ(嘘をついてる場合もある)」

 

このように女性は"共感"を大切にし、男性は"競争"するのが本能です。

 

さらに女性は感情的になって考えがまとまらなくなったり、頭がごちゃごちゃした時に"話"をしたがります。

 

これは脳科学的に女性は"話"をすると頭が整理されて感情が落ち着くというのがあるからです。

 

よくモテる男性は"話し上手"とありますが逆です。

モテる男性は"聞き上手"なのです。

 

人気ホストやモテる男性の共通点でよくあるのが女性の話を聞くのがとても上手なことです。

女性は自分の話を聞いてくれて嬉しくなるし安心もする、そこに幸せを感じて相手のことを好きになるのです。

 

円満な夫婦で喧嘩が少ない家庭も普段から会話が多かったり、男性が女性の話を聞くのが上手というのはよくある話です。

 

いかがでしょうか。

女性は男性に比べて圧倒的に"自分の話を聞いてほしい"ものです。

なのにこの女性は"自分の話を聞いてくれる人"が身近にいないのです。

 

友達や彼氏にすら自分の話を出来ない=ストレス発散が出来ていない=ストレス発散をお洒落なお店でデートをするとなっているのです。

 

ストレス発散をお洒落なお店で発散出来るならそれでいいんじゃないの?と思われる方もいるかも知れません。

もちろん普段からいろんなストレス発散方法を持っている方ならいいかもしれません。

ですがこの女性の場合は"お洒落なお店でデートをする"ことしかストレス発散方法がないのが問題です。

 

なのでこの女性の問題解決は"自分の話を聞いても受け入れてくれてわかってくれる友達or彼氏"が必要というわけです。

彼氏でも友達でも自分のことを受け入れてくれるような"信頼関係"を築くことが彼女の課題であり問題だと僕は思いました。

 

僕はこの女性のストレス発散方法で"他者評価"を使っています。

その中にSNSを使ってアピールしていると書きました。

この女性がSNSをやっているとは言っていないのになぜ僕がそう思ったのかというと、相談をされる時にわざわざ"お洒落なお店"という単語を使ったからです。

 

この女性の問題はお話したように"身近な人との信頼関係"と話しました。

ですが彼女は"お洒落なお店でデートをしてくれない"ことを問題としているのです。

 

この女性の相談内容が「彼氏が話を聞いても適当」や「私はアクティブだから外に出て過ごすのが好きなのに彼氏はインドアで外に連れ出してくれない」という悩みだったら僕は"他者評価"で幸福を感じるタイプと判断しなかったでしょう。

 

この女性は繊細で自己肯定感が低い方だとお話させて頂きました。

 

繊細なので付き合っている彼氏や友達に対して「自分の思っていることを言って嫌われたらどうしよう」「自分の話をして雰囲気が悪くなったらどうしよう」と考えているから自分のことを話せません。つまり他人の目が気になって自分のしたいことが出来ないので"他者評価"です。

 

「自分なんて大したことない」「自分の意見を人に言うのは恐れ多い」「自分は嫌われたくないから気持ちを伝えない」こういった考えは自己肯定感が低いから起こることです。

 

では自己肯定感が高い人が"お洒落なお店でデート出来ない"ことに対して不満を持つでしょうか?

 

自己肯定感が高い人は自分のストレス発散方法が上手な人がほとんどですし、自己表現力もあります。

さらに自分の幸福だと感じることをよくわかっていて行動するのが上手なのです。

 

つまり自己肯定感が高い人だと"お洒落なお店"に行って幸福を高めたいなら自分一人でも行って楽しむことが出来るし、他の女の子の友達を誘ってでも楽しむや他に楽しめることを探します。

 

一人でお店に入ることは他人の目を気にせずに楽しめてるから自己肯定感が高いと言えるし、彼氏が行きたくないなら仕方ないから他の友達を誘うのは自分の楽しむことに対して柔軟だし、彼氏と過ごすことが好きならお洒落なお店にこだわらずチェーン店でも楽しむことが出来るし、お洒落なお店が行けなかったら他に楽しいことを見つけるのは自分が他に幸福を感じられるものを沢山知っているからです。

 

つまりここで大きく違うのが"自己評価"が高く自分で幸福を見つけることが出来るタイプだから"お洒落なお店でデートをしてくれない彼氏"に対して不満を持つことがないし、悩み相談で"お洒落なお店でデートをしてくれない彼氏"にはならないのです。

 

むしろ"他者評価"を主軸に生きている人だからこそ"お洒落なお店でデートをして友達に自慢したい"や"お洒落なお店でデートしているのをSNSでアップして彼氏を自慢したいor充実した日を自慢したいとなります。

 

もし行きたいお店があって彼氏がなかなか行ってくれないのなら悩み相談は「彼氏が〇〇というお店に行きたいのにわかってくれない」となります。

この女性の相談はあえて"お洒落な"と付けたのは他人から見られることを前提とした話し方なのです。

現代の若い女の子が他人から見られることを気にするのはSNSに投稿して他人に評価を貰い自分を評価する"他人評価"の彼女だからこそSNSにアップしているんだろうなと思いました。

 

これはあくまで憶測です。

この女性から直接聞いた訳ではないです。簡単なアドバイスが終わるとこの女性は満足して話が終わりました。

 

人は行動心理というのがありその人が話す言動や行動に意味があり深層心理が隠れています。

自分に自信で溢れている人ほど他人の目を気にしません。

つまり服がダサかったり体臭がキツかったりしても気にしません。

逆に身なりを綺麗にし関わる人全てに優しい人ほど自分に自信がなく周りの目を気にしているものです。

 

彼女の悩み相談が"わかってくれない彼氏"ではなくお洒落なお店でデートをしてくれない彼氏"になっているのは自分に自信がなく他人からの評価で自分の価値を感じるタイプの典型的なタイプと言えます。

 

僕はこの女性に対してのアドバイスはこの上記で書いたことを話した訳ではありません。

 

僕が彼女に対してアドバイスしたのは

・彼氏や友達、家族でもいいので自分の思っていることを話せる関係を作れる人を作って下さい。

・彼氏や友達に"今の気持ち"を伝えてみて下さい。怖いかも知れませんが言うことで意外とわかってくれたり、相手の気持ちも知れるかもしれません。

・もし"今の気持ち"を伝えても聞いてくれなかったり、批判されたり、わかってくれなかったりしたらその時は新しい自分のわかってくれる人を見つけるのも良いかもしれません。

とアドバイスさせて頂きました。

 

この方は"彼氏がお洒落なお店に行ってくれないこと"に真剣に悩んでいます。

今も悩んで戦っているからこそ赤の他人の僕に相談して下さったのです。

 

今頑張っている彼女だからこそわかりやすく簡潔に、彼女を責めないようにこのようなことを伝えました。

彼女はただでさえ繊細で身近な人に自分の気持ちを伝えることを我慢しているのですから赤の他人の僕に話してくれた時くらいは安心して欲しかったし話しをしてもいいんだよと伝えたかったのでこう伝えました。

 

人にはさまざまな悩みがあり重さや軽さは他人が決めることじゃないと思っています。

僕は今を頑張って生きている彼女を応援したいなと思ったし、同じように考えて悩んでいる方の応援になればいいなと思ってこの記事を書きました。

 

少しでも今を戦っている人の救いになればいいなと思っています。

 

僕は過去に辛い思いや悩みを抱えていました。

そんな僕が救われたのは本に出会ったり僕を救ってくれる沢山の友達に出会えたからです。

 

しんどい時、辛い時、悲しい時、悔しい思いなどいろんな経験をしたからこそ、僕は過去の自分と似たような人を救いたいです。

 

全ての人を救えるとは思いません。

でも過去の苦しんでいる時の自分に未来の自分としてメッセージを送りたいし、僕と似たような人を少しだけでも救われてくれたらいいなと思っています。

 

このブログは過去の自分を救う為のブログにしていきたいです。

 

今を苦しんでいる人、頑張って生きている人、上を目指して切磋琢磨している人、そんな人に伝わればいいなと思っています。

 

最後に

生まれてくれてありがとう。

生きていてくれてありがとう。

あなたはここにいていいんだよ。

愛している、大好き。

 

最後まで読んで下さってありがとうございます!